パプアニューギニア沿岸に浮かぶバノイ島は、近代文明の手がほとんど及ばない野生の楽園だ。鬱蒼とした熱帯雨林と山々、そして白砂のビーチに恵まれたバノイ島は、さながらオセアニアの島々が織りなす真珠の首飾りの一粒だ。


この島は地上の楽園として、平和と手つかずの美しい自然を満喫しつつ、日々のしがらみを忘れるのにうってつけのスポットとして多くの観光客に愛されている。ところが、この楽園におぞましき者が足を踏み入れ、混沌と狂気、そして死を拡散し始めた。天国は一転、地獄と化した。命からがら逃げながらえた者に残された道はただ一つ、生き残ること


キャラクター紹介
Dead Islandの登場人物は、それぞれ異なる目的で世界中からバノイ島を訪れています。彼らには一生消えない過ち、後悔、取り戻せないものがあるということ以外、まったく共通点はありません。英雄には程遠い彼らが生き延びるには、団結してバノイの闇の奥へ足を踏み入れなければいけません。


プルナ
金があって、権力もある。そういうやつは聖人のふりをして影で悪事を働いてる。シドニーで刑事をしていて、この目で見てきた。私の前にアボリジニのハーフの女刑事が何人いたと思う?私が一人目よ。大したことなかったと思う?刑事課では名ばかりの同僚に嫉まれた。私が女だから嫌うやつ。私の母がクーリ族だから憎むやつ。でも世界の終わりが来たら、地位も金も関係ない。リゾートで見た。感染が広まると、金持ちも貧乏人も同じようにバタバタ死んでいく。ここモーズビーでも、権力者たちは橋を爆破し、貧民たちは危険な地域に閉じ込められた。でも結局どちらも助からなかった。もう嘘の仮面も立場もない。あいつらは死に直面して、救ってくれそうなのが私だけになると、急に友達のように振る舞う。クソ食らえよ。あいつらのことなんかどうでもいい。私は自分の身を守れない人を守る。恐怖におののく人を。私はそんな人を守るんだ。命を張ってでも。なぜなら私も…かつてそうだったから。


ローガン
いつも、自分はただのクズだと思っていた。プロのクオーターバックになった時もだ。絶好調で、チームを率いて優勝に向かっていた時も、自分にそんな価値はないと思っていた。きっとみんなダメになるだろうと。でもそれが本当になるとはな。それで何を学んだか?自分が変わったかって?いや。俺はただ、みじめな気持ちに浸っていたいだけだった。情けないだろ?でもそんなのとももうおさらばだ。世界がむちゃくちゃになると、自分の問題がいかにちっぽけか見えてくる。俺のために命を張ってくれるやつがいなかったら、ロイヤル・パームで死んだはずだった。モーズビーとあのジャングルで起きたことも、言うまでもない。悲惨な光景も見てきたけど、赤の他人のためにすべてをかけて戦う人も見てきた。目の前で襲われている人を助ける時は、自己憐憫に浸っているひまはない。何か学ぶべきことはあるんだろうな。それが何かは分からない。俺はそれほど賢くないからな。でも一つだけ分かる。このローガン・カーター、人に思われるほど上っ面だけの軽薄なやつじゃないってな。


サム・B
ニューオーリンズでの少年時代、俺はラッパーになることしか考えてなかった。でも苦労したよ。「フー・ドゥユー・ブードゥー」がヒットするまでは。ふざけて作ったつもりが、突然金持ちになったんだ。思い描いてきたことが全部転がり込んできた。何もかも。人に認めてもらうこと以外はね。俺が本物だとは、誰も思ってくれなかった。才能無しの一発屋だってな。俺も、それを信じ始めてしまった。当然それ以降、ヒットはなかった。俺には伝えたいことが何もなかったんだ。でも知ってるか?今の俺には言いたいことがある。ハリケーン・カトリーナにあった時、もうこれほどの惨事はないと思ったが、この伝染病は…ロイヤル・パームで起きたこと…モーズビーで起きたこと…まるでホラー映画じゃないか。死人が起き上がって生きている人を襲うなんて黙示録みたいだし、本当に世界の終わりなのかもしれない。でもそんな状況に立ち向かう時、人は本当にすごいことをするんだ。こいつは絶対戦うだろうと思っていたやつが真っ先に逃げ出す。でも静かなやつらが…目立たないようなやつが…一歩も引かずに踏ん張るんだ。知りもしない人のために命を張るんだ。そこに、歌にしたい何かがある。すべてが終わった時、俺が生きているかどうかも分からないけどね。でも信じてくれ…もし生きていたなら、今のサム・Bには伝えたいことがあるって。


シアン・メイ
私の父は香港警察の警部だった。私が10才の時父は死んだ。それ以来、私は同じ道を進むことに決めた。学校を首位で卒業して警官になったけど、上層部の男性たちは私に本当の警察官の仕事を任せようとしなかった。女性には務まらない仕事だってね。でも今では…誰も私を否定できない。私のしてきたことも。これからできることも。私は、自分の上に立つ人たちに自分の能力を証明しようと躍起になっていた。でも今では彼らが自分の「上」などではなかったと分かる。彼らがどう思うかは関係ない。私自身が本当だと思うことが大事なんだ。それと、今回の惨事には裏がある。この感染病、この伝染病は人から生まれたものだ。自然界がバランスを取り戻そうとしているんじゃない。人類が自滅しているんだ。病魔がリゾートにあっというまに広がり、モーズビーが血みどろの混乱に陥るのを見た。どこから来た病魔か分からないけど、世の中には巨万の富のためなら平気で何百万もの人を犠牲にする奴がいる。奴らはやりたい放題にやっている。人々を守るはずの人たちも、あいつらを容認している。本物の化け物はあいつらだって、きっと暴いてみせる。私はシアン・メイ。父の名に恥じぬよう戦う。

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